月に代わってお仕置きされても、この嗜好が変わることはない。
過激な内容には「たわ言と暴言」というタグを付けることにしました。この記事はつまりそういうことです。
前回は毎日9時間ハマショー漬けだなどと、過激な事を書いてはみたが、勿論、浜田省吾以外にも触れ合った音楽はある。
日本の童謡集とか、アニメの主題歌とか。
母親方の祖父母の家に遊びに行った時はもっぱら童謡集を聴くことが多かった。
むしろ、童謡集ばかり聴いていた(こう書くと幼少期の僕は、音楽の聴き方が極端な気もしてきた)。
アニメで言うと主に見ていたのはドラゴンボールだ。ちなみにドラゴンボール、ドラゴンボールZともに僕はエンディングテーマの方が好きだった。
特に好きなのはZのエンディングテーマだった「でてこいとびきりZENKAIパワー」。
でてこい とびきりZENKAIパワー! (『ドラゴンボールZ』ED)
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意味のわからないというか、もはや子供には何を言ってるのか聞き取れない歌詞と、トリッキーなリズム。ファンキーでカッコいいメロディーライン。
ただ、ひたすら神龍の腹部が上空を右から左に流れていき、画面右下を孫悟飯が走るシュールな構成。民族的な香りのするアレンジとあいまって、僕の幼きソウルを随分震わせた記憶がある。
よくもまあ「ZENKAIパワー」なんて 暑苦しいタイトルから、あんな不思議な曲ができたものだ。
反対になんとなく「ダサい」と感じていたのは、ちびまる子ちゃんの「踊るポンポコリン」。
そもそも、楽曲のカッコよさを求めるような番組では無いのだが。
この辺りの価値観に捻じれが生じてるのは、子供らしい音楽をあまり聴かず、ハマショーを聴きすぎたせいだろう。
やはり、子供は子供らしい音楽を聴くべきなのだ。ある程度は。
また、「何となく」などという生温い理由ではなく、決定的に自分の趣味と合わなかったのが、セーラームーンの主題歌である「ムーンライト伝説」だ。
何がダメかと言うと、曲全体から漂う昭和歌謡特有のマイナー調。
この曲がキッカケなのか、元々の素養なのかは不明であるが、僕はこの手のマイナーキーの曲がすこぶる苦手である。(似たものとしてはタッチの主題歌とか)
なによりイントロど頭のフレーズ。あのワンフレーズは衝撃的であった。悪い意味で。
幼稚園では毎月、その月が誕生日の子供を学年を超えてみんなでお祝いする。
そのイベントでは、保護者の方が用意してくれたケーキが振舞われるのと、誕生日の子がリクエストした曲をみんなで歌うのである。
僕の誕生月はなぜか僕ともう1人、1歳上の女の子だけだった(もう少しいた気もするが忘れてしまった)。
その子はガタイが良く、見た目同様、気も強い女の子で、かつ大のセーラームーン好きだったのだ。
基本的に誕生月のリクエスト曲は年功序列で決められるという訳では無いのだが、年上で気の強いセーラームーン好きの女の子とくれば、その月のリクエスト曲はムーンライト伝説一択である。
まさに月に代わってお仕置きをくらってる気分であった。誕生月だけに。やかましわ。
数多のブログの中からこのブログを読んでいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。