たわ言と暴言に満ちた僕の音楽遍歴

名もない、しがない、金もない僕の音楽遍歴にどんな需要があるのだろう。でも誰かに話したくて仕方がない。そんな僕の音楽評論を装ったエッセイブログです。

原始の音楽 -私のお父さんは浜田省吾です。

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僕が生まれて初めて聴いた音楽…は言い過ぎかもしれないが、幼少期(大体小学校の高学年くらいまで)の僕にとって、世界は浜田省吾を中心に回っていた。

 

もちろん、自ら選んで聴いていた訳ではなく、親の影響…もとい洗脳である。

ちょうど僕が生まれた年、浜田省吾初のライブ "ビデオ" がリリースされた。

元々、浜田省吾のファンだった母親はどハマりし、文字通り朝から晩までビデオを見ていた。らしい。

そのライブビデオこそ、当ブログで紹介する記念すべき1作目にして、我が聖典(バイブル)。

浜田省吾の「ON THE ROAD "FILMS"」である。 

ON THE ROAD “FILMS” [DVD]

ON THE ROAD “FILMS” [DVD]

 

   

 

このライブビデオは主に『ON THE ROAD '88 "FATHER'S SON"』から映像を集めている。

80年代の浜田省吾といえば、上のジャケットを見て頂いてもわかる通り、年齢的にもカッコいい時期であったし、楽曲のクオリティ、そして興行的な成功、どの側面からも最盛期であっただろう。

少なくとも、僕の中の浜田省吾は「ON THE ROAD "FILMS"」が原点にして頂点である。

 

半ば無理やり聴かされていた僕はそんな「ハマショー漬け」の環境が嫌だったのか。
結論から言うとノリノリで真似をするくらいには気に入っていたらし。

父親のサングラスとバンダナを借りて、おもちゃのギターを持つ姿が写真にも押さえられているし、ホームビデオでもバッチリ保管されている。これは言い逃れ出来ない。有罪だ。

 こうして、皆がディ〇ニーやジ〇リ、ア〇パ〇マンを見ていた時間を、僕は浜田省吾に全て捧げてきたのである。 

ここで1つ試算してみたのだが、父親が仕事をしている間もビデオは絶え間なく流れていたと仮定すると、9:00〜18:00までの9時間はハマショー漬け。

父親の声を聞くのは朝と夜寝るまでの間くらいだから4時間程度と見積ると、父親の倍の時間僕は浜田省吾と過ごしていることになる。

まさに「親の声より聴いたライブ」だろう。

もはや僕の父親は実質、浜田省吾と言っても過言ではない(過言である)。

タイトルを回収したところで今回は終了である。作品の内容について殆ど触れていないのはご愛嬌。

 

数多のブログの中からこのブログを読んで頂きありがとうございます。

またお会いしましょう。